社員インタビュー

Interview

R.T 2016年入社

仕事内容について

受変電設備の点検に携わっています。途中、出向等もしていましたが、入社してからずっと同じ仕事をしています。作業現場としては都内の大きいビルに出向くことが一番多いのですが、浄水場や下水処理場などに最低でも2人体制で行っています。

閑散期と繁忙期によっても異なりますが、閑散期であれば一ヶ月あたり大体6~7現場ほどを担当することが多いです。基本的に電気を止めて行う作業になるので、土曜日や日曜日といった皆さんがお休みの日に作業を行っています。一方、2月から3月にかけての繁忙期については12~13現場ほどと、なかなか忙しくなるほか、ゴールデンウィークなど大型連休も比較的仕事が忙しい時期にあたります。また、点検作業がない日は次に向かう現場の下準備を行うほか、機器の動作確認などを行っています。

仕事で大変なところ・やりがいを感じるところ

受変電設備の点検では作業にあたってビル全体が停電してしまうので、1日ですべての作業を終わらせなければいけないといった緊張感があります。現場に到着して電気を止めるのが大体9時頃、作業を終えるのが17時頃になることが多いのですが、その時間内で作業を終えなければなりません。滞りなく作業を終えられるよう、事前にいろんなものを準備しておくことはもちろん、「この作業をするためにはこれとこれが必要だね」といった確認を徹底することは常に意識しています。事前準備には特に気を遣いますし、仕事の大変なところでもあると思っています。

一方、やりがいという点では、入社したばかりの頃は一連の点検作業に対して何かしらの心残りがあることも少なくありませんでした。ただ、経験年数を重ねるにつれて自分の中での100点といいますか、合格点で終えられるようになるところは成長を感じますし、やりがいにも繋がっていると感じます。

そして、電気が完全に止まると聞いて、時期によっては暑さ・寒さで作業が大変なのではないかと思うかもしれませんが、基本的にはそれほど気温による影響を受けることはなく、夏は少し暑いかなといったぐらいです。

入社3年目の今、成長を感じるところ

私たちにとって受変電設備の点検は一ヶ月にいくつもある現場のうちのひとつなのですが、お客さんからすると年に1回のなかなか大きなイベントになります。元からすべての電気が止まってしまうので、そこでなにかトラブルがあってはいけませんし、電気機器の中に作業道具を忘れるようなことも当然あってはなりません。入社したときから意識していたつもりではありますが、3年経って、万が一のことがないように一つ一つのことを着実に行おうといった意識が高まったように感じています。

仕事で失敗してしまったエピソード

先に述べたように事前準備の徹底が重要なのですが、自分の確認不足で持っていかなければいけないもの、それがなければ1日の仕事が成り立たないといったものを車に乗せ忘れてしまったことがありました。当然、先輩に言わなければと焦っていたのですが、先輩方はそれを見越して予備を用意してくださっていたんです。あのときは本当に助かりました。

また、入社して3年が経ち、自分も先輩と呼ばれる立場になりつつある中で、なにかあったときに後輩をフォローできればとカバンの中に予備をこっそりと忍ばせるようにしています。

作業で工夫していること

元請けがメーカーの仕事となるので、作業スケジュール的には十分な時間的余裕がありますが、なにかあったときのリカバリータイムは残しておかなければなりません。時間があるからといって作業をのんびり行なってしまうと、万が一の際にトラブルになってしまいます。そのため、チーム内である程度時間の目安をつけて、そこまでにひと通りの作業を終えるようにしています。つまり、ここまでに必要な作業は終わらせて、あとは再確認の時間に充てようといったタイムスケジュールを組むことを意識しています。

職場のメンバーについて

私自身、入社歴としてはまだ浅い部類に入るのですが、他業種からの転職者が多いといった印象を抱いています。私は前職も電気関係でしたが、全然畑違いの業種から弊社に入社した方も多いです。専門知識はもちろん必要ですが、他業種から初めてもスキルや知識は身につけることができる社内体制になっていると感じます。

また、専門性が高い仕事と聞くと、ある程度年配で経験が豊富な人が多いイメージを入社するまで抱いていたのですが、実際に入ってみると思ったより年齢層が低いと思いました。若い人が多いので、相談もしやすいですし、親身になっていろいろと教えてくれたことも印象的でした。

職場の雰囲気

それぞれが自分のデスクに向かって仕事をしているので、みんなで話し合いながら和気藹々と進めるといった雰囲気ではありませんが、個々に仕事に集中できる環境になっていると思います。自分のタスクをきちんと終わらせればいいので、音楽を聴きながら仕事をしている人もいますし、そのあたりは個々の裁量に任せられているなと感じます。

仕事の楽しさ・醍醐味

受変電設備の点検自体、あまり一般的に知られていない作業となるので、ネットで調べても実践的な情報を得ることが難しいんです。先輩や元請けのメーカーにわからないところを尋ねたり、実際に自分でやってみて、知識を得る必要があります。ただ、そういったことを繰り返す中で自分の知識や経験が蓄積されていくことを実感しますし、成長を感じるのでやりがいにも繋がっているなと思います。

それから、受変電設備の点検というのは法律で1年に1回行うことが法律で義務づけられているんです。そのため、毎年作業にあたる中で、去年できなかったことが今年できるようになっているといったことを肌を通して感じられる。ここは大きな魅力かなと感じます。

会社を知ったきっかけ

もともと、職業訓練を経て別の会社で働いていました。ただ、たまたま転職を悩んでいたときに同期が弊社に勤めていること、そして人材を募集していることを聞き、受けてみようかなと思いました。安定性があることはもちろん、前職よりも専門性が高く知識を深められる点に魅力を感じました。

また、年に1度は受変電設備の点検が義務づけられているため、安定的にお仕事があることも入社を決めた理由のひとつです。今年これだけ仕事をしたから、来年もこの時期は忙しくなるだろうといった予測が立てやすく、安心して在籍していられるなと感じます。そして、弊社自体がメーカーから直接下請けに入っているので、いろんな情報を得られることもいいなと思いました。

休みの取りやすさなど

休みの予定を自由に組めるところが、この会社のよいところだと思っています。繁忙期は難しいときもありますが、基本的には自分が取りたいところで休みを取得できます。土日も用事があれば希望休を取れますし、平日もライブに行きたいなどといったことがあれば、希望休の予定表の中で申請をすれば休みが取れるようになっています。また、もし希望休を取りたいところに現場の予定が入っていたら、なるべく早めに上司に相談することでなんとかなるときも多いです。

こんな人に向いている仕事です

自分から積極的にコミュニケーションが取れる人に向いているのではないかと感じます。現場に行くと、同じような仕事をしている他社の方々とチームになって仕事をする機会も少なくありません。そのため、面識のない人たちと1から関係性を築いていくだけの、コミュニケーション能力は大切かなと思います。

仕事とプライベートの両立について

土日に現場仕事になることが多いので、必然的に平日休みが増えますが、その分人が少ないときに商業施設に遊びに行ったりすることができます。私自身、未就園児の子育て中ということもあり、子連れであっても平日であればそこまで気を遣うことなくショッピングモールを散策できることはよいなと思っています。また、仕事の日も基本的には17時から18時頃に退社できるので、子どもと一緒に夕飯を食べることはもちろん、お風呂に入れたり、寝かしつけもすることができます。妻と子どもと過ごす時間が取れるので、仕事とプライベートの両立については満足していますし、ストレスについても、子どもと遊ぶことで自然となくなっているように感じます。

残業について

現場での作業が必要な日はどうしても朝が早くなってしまうので、少し大変に思う方もいるかもしれません。また、現場が遠ければ帰ってくるまでに時間がかかってしまうので、そういった意味で残業が生じることもあります。平均すると、閑散期は大体一ヶ月あたり15時間くらい残業になります。繁忙期は人によって異なりますが、先ほども話したように希望休等で調整できるので、そのあたりはあまり心配ないかと感じます。また、夜勤が生じるときもありますが、割合的にはそこまで多くないです。明け方に仕事が終わった場合、その日は休みになるので、家でゆっくり過ごせます。

今後の目標

まだいろいろな知識を吸収する段階だと考えているので、引き続きさまざまなことを意欲的に学んでいきたいと考えています。また、私が得た知識をこのあと入社してくる後輩にあたる方々に、どれだけわかりやすく教えられるかといったところが、自分の中での目標です。

マニュアルを読み込んで覚えるというより、実際に機械を触ってトライアンドエラーで理解していく仕事だと思っているので、「一緒にやってみようか」と声をかけて後輩が勉強しやすい環境を整えていきたいなと考えています。

入社を検討している方へのメッセージ

弊社がやっていることは他社であまり経験できない領域になりますし、私自身、知人から声をかけられていなかったらきっとこういった職種があることに気づけていなかったと思います。一般的にあまり知られた職業ではないという点で不安を感じる方もいるかもしれませんが、少しでも興味があれば勇気を持って一歩踏み出してみてください。先輩や上司をはじめ、親身になって教えてくださる方々がいらっしゃるので、心配せずにまずは話を聞きに来てもらえたらと思っています。

1日の仕事の流れ

  1. 5:30

    出社

  2. 6:00

    会社に到着し現場に向かう

  3. 7:30

    現場に到着、機材搬入、事前準備

  4. 9:00

    点検開始

  5. 12:00

    昼休み

  6. 13:00

    点検再開・ミーティング

  7. 17:00

    点検終了、機材搬出、片付け

  8. 18:00

    帰社後、退社

早く起きるために心掛けていること

もともと朝早く起きるのが苦手だったこともあり、スマートリモコンでアラームと同時に部屋の電気をつけるようにしています。携帯のアラームが鳴ったら、部屋の照明が最大の明るさで点灯するので、もう起きるしかないといった感じです。

また、なるべく早めに寝室に入ることを心掛けているほか、寝るときは身体が冷えにくいような格好に着替えてから寝るようにしています。現場仕事が多いので、いかに翌日に疲れを残さないかといったところが大事ですね。

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